Tp講師の谷口です。

今回はフンメルの協奏曲第1楽章をレッスンしました。

私のE♭トランペットを吹いた時と同じように、B♭トランペットに戻して吹いた時も、E♭トランペットの軽やかな音をイメージしてください。 この協奏曲はオープニングがなにより大切です。

1楽章には軍隊的なファンファーレやマーチの他に、彼の師匠のモーツァルトのハフナーやオペラの歌の要素があります。

セクションとセクションがスムーズに切り替わるように演奏しましょう。

あとやはり、トリルはゆっくりかけてください。

そもそもの演奏楽器がキートランペットと言う不自由な楽器です。

個人的会見ですが、現代のヴァルブ式モダン・トランペットで速すぎるトリルやターンを演奏するとやはり不自然に聴こえてしまいます。

自然に美しい演奏をしましょう。